病院案内Hospital information
食道から大腸、肝臓や胆嚢などの食物の消化や吸収を行う消化器系を対象に、造影剤を用いて検査や治療を行います。
お薬を服用中の患者様へ
胃・大腸透視検査を受ける患者様へ
上部消化管造影検査
発泡剤とバリウムを用いて食道から小腸までの検査を行います。
体位変換は粘膜にバリウムをしっかり付着させるために行い、発泡剤は粘膜を広げて観察しやすくするために服用します。
発泡剤を飲むとゲップが出やすくなりますが、極力抑えて下さい。
検査時間は10分~15分程度です。
検査後は、造影剤の体外排出を促すため水分を多く取って下さい。
下部消化管造影検査
肛門から空気とバリウムを注入して大腸の検査を行います。
体位変換は粘膜にバリウムをしっかり付けるために行い、空気は大腸粘膜を広げて観察しやすくするために注入します。
空気を送り込むことにより、お腹が張ったような症状が出てきます。
検査時間は20分程度です。
・ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
内視鏡を併用し、胆管内の結石や狭窄の診断・治療を行います。
・PTGBD(経皮経肝胆嚢ドレナージ術)、PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ術)
超音波を併用し、胆嚢や胆管に溜まった液を排出します。